波しぶきが顔にかかるのを楽しみながら、マニャガハが近づくのを夢中で見つめていたその時!
「みた森さ〜ん!」
呼び声に振り向いた俺が見たのは、操縦席に立って気持ち良く舵を取る競馬オヤジ…
ではない、サコナ君じゃないか!
待て!俺達を何処に連れて行く気だ!?(爆笑)
「怖ェ〜〜〜〜!!」
宝田さんの叫びがちょっとマジだったのは気のせいであろうか?
ともあれ、我々は無事にマニャガハ島に上陸した。
競馬オヤジは馬券はずしたように青ざめていた。
大勝負して負けたトラウマがよみがえったのだろうか。
馬券に販売戦略はあるのか